「フェーズフリーアワード2024」入選のお知らせ
弊社は「フェーズフリーアワード2024」に応募し、「広域自営のIoT通信インフラ構築専用機『GeoBase/ジオベース』」が入選しました。
「フェーズフリーアワード」は、「災害に強く、安心して暮らせる社会」の実現を目指す一般社団法人フェーズフリー協会が2021年に創設した、日常時と非常時の両方に役立つ製品やサービスを表彰する取り組みで、多くの企業や個人が実用化を目指して参加している注目度の高いアワードです。弊社は今回初めての入選となりました。
今回ご評価いただいたことを励みに、弊社の製品とサービスの更なる進化を図り、より多くの地域社会に貢献できるよう尽力して参ります。
広域自営のIoT通信インフラ構築専用機「GeoBase/ジオベース」
GeoBaseで構築する自治体自営の広域IoT通信インフラが、地域の「いつも」と「もしも」の安全・安心・便利を支えます。
応募対象の概要
GeoBaseは、長距離IoT通信規格GEO-WAVEを用いて、市街地だけでなく携帯圏外が多い山間部や離島も含め広域でつながるIoT通信インフラを構築するための通信機器です。自治体自営が可能なため低コスト・柔軟に運用でき、災害時に途切れにくい特徴を備え、獣害対策・林業支援・防災対策など地域の取り組みのDX化を支援します。
フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント
GeoBaseで構築するIoT通信インフラは、災害発生時に通常の通信手段が途絶える様々なシーンを想定し、レジリエンス(強靭性)を確保するための仕組みを重層的に備え、災害時にも有効に機能します。しかし、地域にとって重要な通信インフラも、いざという時のためだけに備え続けるのは手間やコストの面で現実的ではありません。小型・簡便・低コストなGeoBaseを用いれば、自治体が独自にIoT通信インフラを自営できるので、通信費用無料で広域を低コストにカバーでき、さらに一つの通信インフラを多目的に活用できるため、日常時から様々な用途で使用しながら、災害発生などの非常時にも役立ち、フェーズフリーに活用することができます。
日常時
携帯圏外の山間部や離島も含めた地域全体を対象に、獣害対策のわなの見回り負担軽減、林業従事者の通信手段として安全・安心・便利の実現、河川・道路・エネルギー設備など地域の重要インフラの日常的な見守り、児童・高齢者の位置情報見守りなど、人口減少・少子高齢化が進む地域が日常的に抱える課題の解決に貢献します。
非常時
携帯圏外の山間部や離島も含めた地域全体を対象に、獣害対策のわなの見回り負担軽減、林業従事者の通信手段として安全・安心・便利の実現、河川・道路・エネルギー設備など地域の重要インフラの日常的な見守り、児童・高齢者の位置情報見守りなど、人口減少・少子高齢化が進む地域が日常的に抱える課題の解決に貢献します。