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岐阜大学森部准教授とのLPWA共同研究が電子情報通信学会で受賞

2020.03.06

株式会社フォレストシーと岐阜大学 森部絢嗣准教授の共同研究発表「LPWA通信を用いた作動通知システムの開発と実装」が、令和元年度 第5回 電子情報通信学会 安全・安心な生活とICT研究専門委員会において【2019年 安全・安心な生活とICT研究会 安全・安心ベストプラクティス賞】を受賞いたしました。

       

  左<2020年3月3日付 表彰状>、右3点 <研究論文の一部>

LPWA(Low Power Wide Area)のLoRa技術を用いたGEO-WAVEは、920MHz/250mWの独自の通信規格で、里山通信を支える根幹技術です。

2017年4月〜2018年12月に実施した、岐阜、愛知、奈良でのフィールドテストで、GEO-WAVEが見通し最大約160kmの双方向通信が可能であること、一定の距離内であれば山岳回折により山陰でも通信ができ、中継機を設置することで広域・不感地をカバーできることを立証しました。

携帯回線など既存の通信インフラで通信可能なエリアを越えて、林業従事者や猟師など山で働く人々も長距離のデータ送信や険しい地形の山間部での交信ができ、さらなる技術の進歩によりIoTの様々なアプリケーションが利用可能となることなどが【2019年 安全・安心な生活とICT研究会 安全・安心ベストプラクティス賞】の受賞の理由です。

<電子情報通信学会 安全・安心な生活とICT研究専門委員会について(HPより抜粋)>

大地震・豪雨・竜巻等の自然災害、交通事故や誘拐等児童への犯罪など、私たちの日常生活における脅威に対し、被害を避ける・軽減する、さらには大規模災害からの復興や地域再生のためにICTを活用。災害時に求められる情報の在り方などの社会科学分野からの知見と、生活の基盤である通信・電力・道路・鉄道等の社会インフラの保全・管理・運用の現場からのニーズを考慮し、学際的な検討を行う専門委員会。研究優秀賞、研究奨励賞に加え、現場での実証や事例に関する研究を奨励するための賞「安全・安心ベストプラクティス賞」を設置している。

■研究論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/comex/8/12/8_2019GCL0037/_article

  • 受賞研究:LPWA 通信を用いた作動通知システムの開発と実装 
  • 受賞者 :森部絢嗣,藤本晶史,時田義明
  • 発表研究会 :2019 年 3 月 2019 年電子情報通信学会総合大会
  • 講演論文:2019 年総合大会講演論文集, A-19-5, 2019-3-21.

■電子情報通信学会 安全・安心な生活とICT研究専門委員会    https://www.ieice.org/ess/ictssl/

■PDF版はこちらから 20200306-moribeNR

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