監視・見守り
地域の人や施設を見守り安全・安心・便利を実現
IoTで地域の
見守り
山間部での作業やアウトドアレジャーの安全管理、重要設備の監視や限界集落の高齢者の見守りには、現地までの移動の負担や危険、管理の手間や煩雑さ、莫大なコストといった共通の課題があります。フォレストシーの長距離通信技術によって、山間部から街までを広くカバーするIoT通信インフラを低コストで構築でき、地域内の監視や見守りの負担を大きく軽減します。また、一つの通信インフラを地域の様々な課題に同時に活用できるため、導入や運用コストを分散する事ができます。

山間部での作業者

GeoChat
パーソナルチャットSOSデバイス

山間部作業者の見守りと連絡手段の確保

携帯圏外の多い山間部では、万が一事故が発生しても助けを呼ぶことができません。送電鉄塔や山頂・尾根沿いなど高所にGeoBaseを設置して広域のIoT通信インフラを構築し、GeoChatをご利用いただくことで、携帯圏外でもSOSを発信できるようになり、林業や電力設備の保守点検、砂防ダムの見回りなど、日常的に山間部で危険を伴う作業を行う方々の安全確保に繋がります。

登山・アウトドアレジャー

GeoChat+衛星通信親機
パーソナルチャットSOSデバイス+親機(衛星通信を活用)

衛星通信と地上無線を組み合わせた登山者の見守り

日本アルプスのような険しい山々では携帯圏外が多く登山者の通信面での安全確保は大きな課題ですが、近年では低軌道衛星通信技術の普及により険しい高山に点在する山小屋等でWi-Fi環境を整備することも容易になりました。さらに、GeoBase親機をそのWi-Fiに接続しGEO-WAVEによる広域IoT通信インフラを構築することで、山小屋を離れた登山道においてもGeoChatを利用可能となり、万が一の事故が発生した場合でもSOSで助けを呼ぶことができます。

アウトドアレジャースポットでの観光客の見守り

キャンプやラフティングなどのアウトドアレジャーでは厳しい自然と接する中で事故が発生してしまうこともあり、レジャースポットが通信困難地域であることも少なくありません。そのような場所でも、予めGEO-WAVEインフラを設置しておき、利用者にGeoChatを所持していただくことで、SOS発信・メッセージ送受信・リアルタイムでの位置情報の把握ができ、遭難や事故発生時の対応に貢献します。

エネルギー設備の遠隔監視

GeoConnect+データロガー
汎用型センサー接続機器+設備監視機器

地域のエネルギー設備をリアルタイムに遠隔監視

温室効果ガスを排出せずクリーンなエネルギーを生産可能であることから、太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギー設備は数を増やしています。このような設備は稼働状況などを常にモニタリングする必要がありますが、山間部などの僻地に設置されることも多く、通信環境が整備されていない場合があります。GeoConnectは山間部を含む超広域でつながることで、地域の重要なエネルギー設備を効率的かつ低コストに監視可能な環境を整えます。

トンネル内設備の監視

GeoConnect+各種センサー
汎用型センサー接続機器+各種センサー

トンネル内のセンサーデータを遠隔監視

トンネルの内部には空調や照明といった通常設備の他、温度センサーやCO2ガスセンサーなどの様々な計測機器が設置されています。一方、トンネルはそのほとんどが山間部に建てられるため、トンネル内部やその周辺の地域も含め携帯圏外である事も多く、各種センサーや設備の状況は現地に行かなければ確認ができないという事も少なくありません。トンネル外に設置したGeoConnectとトンネル内の各種センサーとを有線で接続し、計測データをGEO-WAVEで送る事で、離れた場所でもトンネル内の状況を確認する事ができます。

治水・利水設備の監視

GeoConnect+各種センサー
汎用型センサー接続機器+各種センサー

マンホールや取水浄水設備の水位や水質などを遠隔監視

厚い金属で覆われたマンホール内や、山間部の取水設備・浄水設備の監視は、これまで人の手による調査が一般的であり、その負担やコストが課題でした。通信困難地域でもつながることが可能なGeoConnectに水位計や濁度計などの各種センサーを接続することで、センサーが取得した情報を高出力のGEO-WAVEによって中継機や親機を介してクラウドまで届ける事ができるので、治水・利水施設において水位や水質を効率的かつ低コストに監視可能となります。

限界集落の高齢者見守り

GeoChat+ GeoDock(開発予定)
パーソナルSOSデバイス+家庭用据え置き端末

行政と住民をつなぎ、安心・安全な地域社会を実現

GeoChatを家庭用据え置き端末「GeoDock(開発予定)」と組み合わせることで行政と地域住民をつなぎ、フレイル化が懸念される集落の独居老人とのコミュニケーション・安否確認に役立ちます。非常時には防災無線の代わりに行政から避難要請を直接住民の家に届けることができ、避難時にGeoChatを持ち出してもらうことで行政側が避難者の位置情報を見守ることも可能です。

監視・見守りの主なプロダクト